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タイトルThe End of the Dream
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こんばんは!KAMEZOです。寝不足、それも心地よい寝不足です。いや~、EURO2016のスペインvsチェコ、ベルギーvsイタリアを観戦しました。チェコもイタリアも良い守備をしていました。前者は中盤からやや守備ラインよりでボールを奪い素早いカウンター。後者はこれでもかというくらいリトリートし、一番危ない場所(=ボックス付近)で相手の攻撃をシャットアウト、そこからのカウンター。前者は惜敗(0-1)してしまいましたが、後者は快勝(2-0)しました。ここでカギとなっているのは「カウンター」です。そこで、KAMEZO論120%、世界のスタンダード、「カウンター」について吟じます。現代版カウンター攻撃が生まれた背景、それは「無敵艦隊=スペイン」(というかバルセロナ?)打破にあります。格上(FIFAランクとは別)と対戦する場合、正攻法では勝利出来ません。常に試合のイニシアチブを握れるのは、代表チームであればスペイン、アルゼンチン、クラブチームであればバルセロナ、バイエルンくらいでしょうか。そう考えると、これに当てはまらないチームがは勝利するための手段、それ
が「カウンター」です。我が国のサッカーは前線からのチェイシングが好まれますが、それを続けることは非常に困難です。チェイシングに力を注ぎすぎると肝心な仕事(=フィニッシュ)が出来ません。98年フランス大会の城選手がまさにそんな感じでした。強者と対等に戦える(又は戦おうと思ってる)チームは、可能性の低いことはしません。なぜなら、バックライン3枚でボールを廻しているのに、FWの選手1枚でチェシングしても奪える可能性は低いからです。それなら、一回リトリートを行い、危険な場所(バイタルエリア付近)のポジショニングをとり、そこで奪った方が可能性があるからです。問題は奪ったあとです。一本のパスでゴールへとつなげます。その為に必要とされるのが、快速FWです。奪うまではバイタル付近に人数をさき、奪ったら2人から3人で相手ゴールまで。奪った瞬間に「攻撃のスイッチ」が入り、少人数でフィニッシュまで。恐るべし現代版カウンター。これで結果を残すためには、「チャンスを確実に決める」フィニッシャーがいますね。例えば、ポーランド代表のレバンドフスキー選手。最後にスペインが苦戦した理由もフィニッシャーにあったようです。F・トーレス選手(アトレチコマドリー)やD・コスタ選手(チェルシー)がいればなぁ~。KAMEZO、デル・ボスケ監督の人選に疑問????

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